現在新築されている住宅の95%近くを、グラスウールやロックウールなどの綿状断熱材をつかった内断熱(充填断熱)が採用されています。
そこで私共は、コストパフォーマンスの良い内断熱工法の外装仕上材として、中空ガラスビーズを混入した断熱性能が高い「スーパーパウダー断熱」で建物を包んでしまうことによって、断熱欠損が少なく壁内結露が発生しにくい環境をつくることが出来る工法をおすすめしています。
またRC造にも、建築基準法改正の結果、断熱材と仕上材に透湿性材料を使うことで、水蒸気の排出ができる湿式工法が可能となりました。
RC(蓄熱層)に直接塗り付けることで断熱性能を増し、通気層を設ける乾式工法に比べ工事費も安価であり、既存建物の改修にも対応が容易になります。
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● 熱伝導率試験データ比較 (JIS A1412 準拠) |
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スーパーパウダー断熱 |
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スーパーパウダー |
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コンクリート |
0.11 W/mk |
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0.25 W/mk |
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1.60 W/mk |
0.095 kcal/mh.deg |
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0.215 kcal/mh.deg |
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1.376 kcal/mh.deg |
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● 表面と裏面の温度差 ・ 断熱性能試験 (JIS A1420 準拠) |
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スーパーパウダーに中空ガラスビーズを混入して断熱性能を高めた「スーパーパウダー断熱」5mmの厚さで挟み込むことにより、下地のデラクリート板からサハラ仕上げまでの断熱試験で表面と裏面の温度差が25℃の性能を記録しています。 |
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● 施工断面図 |
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